私はこの世界をずっと前から知っていた。
お兄ちゃんが好きだった漫画の世界。貸してもらって私も読んだ
彼が４部が好きだといっていたから、私も好きだった
「この主人公カッコいいよなぁ～！しかもオレと同じ名前だしよぉ、グレートだぜ！」
漫画の主人公の口癖を真似てそう言いながら笑う私のお兄ちゃん
偶然なのか、名前は「じょーすけ」といった
その優しい笑顔も、面倒見が良いとこも大好きだった
でも、もう会えない
ちょっとお調子者のお兄ちゃんにも、手一つで育ててくれたお母さんにも
さよならのひとつも言えず、こんな世界に来てしまった
あの２人が居る私の世界を返して
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夢主は元の世界では母と兄の３人暮らし。祖父が居たが数年前に死去している。
で、じょーすけに成り代わってからも昔の世界に思いを馳せながら暮らしているのだが、
どうしてだか母親の名前と、母と兄の声がどうしても思い出せなくなる
それでずっと今の家族を否定しながら生活していたのだが、
ある事をきっかけに彼の代わりを頑張ろうと思うようになる
そのきっかけというのは、じょーすけの髪型の元となった人との出会い
実はその人こそが本物のじょーすけ
たぶん１順後の世界？４部本編終了後のじょーすけ
辛い事もあるけど頑張れよみたいな事言われてなんかまあ、考え直すことに
それで原作終了まで頑張るんだけど、最後に夢主は吉良と相打ち状態で死んでしまう
そしてふと気が付けば、真っ白な病室で天井を見上げていた
ベッドの脇には、逢いたいと願い続けていた兄と母親の姿
第４部世界夢主は、実は元の世界の夢主の意識だけがトリップしていたのです
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まあこんな感じなんだけど、実は夢主が元居た世界っていうのは一巡後の４部世界。
夢主の兄の名前はじょーすけで、母親の名前は朋子さん
[3回]
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