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★ラッキーマン・修正夢

2011-03-21 22:42

ラッキーマンで背景組の家族構成とかハッキリしてないじゃないですか
というわけで、兄弟ネタ良いよね

そう思って、ちょっと考えてみた。
修正マンの姉ちゃんが夢主な話

設定とか特に考えてなくて、
シスコン気味な修正っていいなって思っただけだから
色々と荒い。
むしろ夢じゃない。

背景組でガヤガヤしてるのが書きたかっただけ
それでもよければどぞ

★追記
拍手もらったんで夢小説に書き直したよ
(夢見の章⇒その他夢に置いてあります。)
※修正視点で話は進むよ!


「はあ・・・」

写真を見て溜め息を吐く
写っているのはヒーローになる前の自分と、姉の姿

トーナメントの呼び出しがかかってから早数ヶ月
なんやかんやで忙しく、未だ数人の仲間と共に
ヒーロー協会に留まっている

久しぶりに故郷に帰りたい

「なーに溜め息なんか吐いてんだよ修正・・・お、何その可愛い子!」
「げっ!」

誰も居ないと油断していたら、真後ろにトップマンがいた

「ばっ、コレは何でもねーよ!」
「なんでもないわけないだろー。なんだ、彼女か?」
「え!?修正マン、彼女いるんスか!?」
「ちげーよ!」

他の奴らも何事かと集まってきた
その中の一人、パシリが興味津々で持っていた写真を覗き込んできたので
あわてて隠す

「あー!隠すなよケチー!」
「ケチでいいから見んな!」
「見せて見せてみーせーてー!!」
「うぜえぇぇー!!」

やかましいパシリ
お前足はやいんだから、速さを生かして覗き見すれば良いだろとか思ったが、
何も言わないでおく
見られたら俺が困るから

「良いじゃないか!減るもんじゃないだろー!」
「何か減る気がするんだよ!ダーメーだ!」
「へー、これが修正の彼女かー」
「なかなか可愛いっすねー」
「へ・・・?」

声のしたほうを見ると
一枚の写真を見ているトップとナイス。ついでにスペード

自分の手を見てみたら、いつの間にかもっていたはずの写真が無くなっていた

「あーっ!!写真ーー!!」
「パシリ、ナイスおとり役」
「取ったの誰だ返せ!」
「トップマンっす」
「トップお前!『影薄い』っていう特技使うな!」
「あ、それ禁句」
「・・・どーせ、俺は影が薄いですよ!忘れられたよどーせ!」

あ、やべ
トップの地雷踏んだ

「あーあー、トラウマスイッチ入ったー」
「どうするんスか?」
「どうするって・・・どうもしねーよ」

いじけ始めたトップの手から写真を奪い返す
自業自得だ

「で、お前いつの間に彼女なんか作ったんだよ?」
「修正だけズルイぞー!」
「はあ?彼女?そんなんじゃねーし」

ずるいずるい連呼するパシリ
何がずるいのか意味が分からん

「これは、俺の姉ちゃんだ」
「は・・・」
「姉ちゃん・・・?」
「おう」

写真と俺の顔を何度も見比べる

「似てねー!!」
「ちょ、紹介しろよ紹介!」
「誰がするか!」

パシリが俺の肩を掴んでガクガク揺する
ちょ、やめろ!吐く!!

「そんな事言うなよ若白髪!」
「誰が若白髪か!」
「じゃあ、ほうき頭?」
「やめろ!」

褒めてないうえにそんな連呼するな!
俺のトラウマスイッチが入ってしまうわ!

「ケチー」
「ケチじゃねーよ・・・紹介したくても無理なんだよ」
「は?・・・まさか、死んだとか」
「勝手に殺すな!・・・俺の姉ちゃん、絵描きなんだよ」

縁起でもないことを言い出すスペードを殴り、
姉を紹介できない説明を話す

・・・本当は言いたくないが

「放浪の画家でさ、色んな星を旅してるから、なかなか帰ってこねーの」
「へー」
「そりゃ残念」

残念そうな表情
パシリにいたってはガックリ肩を落としている

「姉弟でも、才能は『絵』って事で纏まってんのな」
「は?大体そんなもんだろ?」
「いや、あの3兄弟見てるとなんかな・・・」
「あー・・・」

そう言われて思い出す
努力・友情・勝利の3兄弟は真逆に近い性質の持ち主なんだよな

「つってもお前、最近は『絵』っつーより『回復』って感じだけど」
「はあ?」
「大宇宙でも、戦わずに治してばっかりだったっス」
「やっと出たと思ったら、フライパンで頭パーンだもんな」
「なっ・・・大した見せ場も無く巨人にパーンってなったお前らよりマシだろ!」
「あ、ひどい」

野球で巨人に押しつぶされた奴らよりはマシだと思う
奴には何人も潰されたけど、フライパンで叩かれたのは俺一人だけだから

「まあ、なんだかんだ言って修正には助けられてるからなぁ」
「修正にはいつも修正してもらってるっスから」
「お、うまい」
「誰が上手いことを言えと」
「まあ、なんだその、修正」

にっこり笑うとスペードが肩を叩く
え、何コレ嫌な予感

「お前今度、姉ちゃんが帰ってきたら連絡寄越せよ」
「はあ!?」
「あ、自分も頼むっスー!」
「俺も俺もー!」
「・・・俺も」

パシリやナイスはおろか、端っこでうじうじしていた
トップまでそう言ってきた

「な、なんでだよ!」
「バッカお前!俺達、同じような位置にいたロ・マンにさえ先を越されたんだぞ!?」
「うんうん」

ロ・マンと俺達は天才やら努力やら目立つ奴らの後ろで、
わいわいやる仲間だったのだが、
いつの間にかフランソワーズとかいう恋人(?)が出来ていた

「紅一点のラマンちゃんは勝利マンに夢中だし・・・」
「うんうん」
「チャンスは最大限に利用するっス」
「は・・・」

笑いながらじりじり迫ってくる

「と、いうわけで・・・」
「紹介よろしく☆」
「げ・・・」

にっこりとまぁ良い笑顔!
背景になんか黒いオーラが見える

断ったら間違いなく殺される!

「・・・・・・はい」

あまりにも必死な彼らに当然『嫌』と言えるハズもなく、
仕方なく俺は頷いたのだった


頼む姉ちゃん!
まだ帰らないでくれ!

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